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ボルダリングは道具無しで始められる!慣れてから揃えれば大丈夫

ボルダリングのこと ボルダリングのこと
  • ボルダリングを始めたいな。まず何を揃えたらいいのかな?
  • 決まったウェアとかはある?

スポーツを始めるとき、「まず道具を揃えないと」と思いがちですよね。
でも、ボルダリングは意外とシンプル。専用の道具やウェアを持っていなくても、気軽に始められるスポーツです。

「ボルダリングって何が必要なの?」「道具を持っていないと始められないのでは?」
そんな疑問を持っている方も多いと思いますが、実はほとんどのジムでシューズやチョークがレンタル可能。動きやすい服さえあれば、まずは手ぶらで始められるんです!

この記事では、初心者が最初は道具を買わなくていい理由と、慣れてきたらどんなアイテムを揃えていくといいのかを、わかりやすくご紹介します。
「興味はあるけど準備が面倒そう…」と迷っている方は、ぜひチェックしてみてください!


もくじ

始める前に何か道具を揃える必要ある?→まずはレンタルを使えばOK!

だいたいどこのボルダリングジムでもシューズ・チョークはレンタルできますので、ひとまずそれを使っていきましょう。

  • クライミングシューズ:
    レンタル専用モデルのシューズを用意してあるジムがほぼ100%に近いと思います。一応レンタルシューズがあるかどうか事前にホームページなどで調べておくと安心です。
  • チョーク(手の滑り止め):
    これもほとんどのジムでレンタルがあることがほとんどです。レンタルチョークは粉・液体などジムにより異なります。

これであとは、動きやすい服とレンタルシューズを履くための靴下(レンタルはたいてい裸足禁止)があれば大丈夫。
服装はジャージ、Tシャツ、スウェット、ジーンズ、短パン、スパッツなど何でも大丈夫。こんなに決まったウェアの無いスポーツも珍しいです。作業服とかでも全然大丈夫ですよ!

ね、思ったより気軽でしょ?

ちょっと待って!最初に道具を買わないほうがいい理由

実は、ボルダリング未経験の方にとって、経験者のアドバイス無く自己判断で用具を購入するのはかなりリスキーです。

たとえば、クライミングシューズ。
「壁を登る」ということに特化したかなり特殊なシューズで、普通のスニーカーやランニングシューズなどとは履き感もサイズ感もまったく違います。初めて履いたときには「えっ、これが普通?こんなにキツイの?」と驚く方がほとんど。
ちなみに、レンタルシューズのサイズ感・履き感とも全然違います。
履いたことのない段階でネットなどで普段のサイズ感に合わせて買ってしまうと、大失敗します。

チョーク(滑り止め)もいろいろ種類があり、まずは登ってみて、自分の手に合うものやジムの方針がわかってから購入すればOK。
中には、さまざまな理由から形状や成分などの指定があるジムもあります。

このように、スタート時は道具はまずレンタルで。
レンタルシューズは「清潔感」のところが気になられる方も多いみたいですが、自分専用の用具は、ジムスタッフや経験者の人にアドバイスをもらって買うのが失敗しないコツです。

実際に何が必要? ボルダリングの道具(クライミング用品)

「続けるぞ!」と気合が入ったら、自分専用のボルダリング用具を揃えてみましょう。
ここ数年の物価高騰によりクライミング用品もどんどん値上がりし、数年前までの金額がウソのように高くなってしまいました。
それでも、自分専用の用具があったほうが上達は断然早いです。

特にシューズは重要アイテムのひとつ。
レンタルモデルのシューズは「誰でも履けて長持ちする」ということを重視した形状・素材のため、性能は正直なところあまり良くはありません。
シューズは決して安くはありませんが、「続けたい!」という気持ちが固まった段階で思い切って購入することをおすすめします。シューズがあるだけで不思議なほどみるみる上達しますよ!

この記事ではボルダリングに必要な道具をざっくりと紹介し、シューズとチョークについてはそれぞれ別記事でもう少し詳しくお伝えしたいと思っています。
一般的なスポーツ用品店にはほとんど売っていませんので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

チョーク(手の滑り止め)

1,000円以下からあるので、一番手軽に導入できます。
前述のようにチョークには形状や成分配合などによりいろいろな種類があり、手汗の出具合や好みの使い心地によって選択します。希望が粉チョークだと、チョークバッグも併せて必要になります。

ジムによっては形状や配合成分に使用規定があるかをまず確認してみてください。
そのあたりはまた別記事で詳しくお伝えします。

私の働いているジムで、「家から野球用のロジンバッグを持ってきたのですが使ってもいいですか?」と持参されたことがあります。うちのジムは特にチョークの指定無しなのでOKしましたが、「ロジン(松やに)」入りのものは禁止のジムも多いですのでお気を付けください。

ちなみに、チョークの使用は必須ではありませんが、チョークを使ったほうが圧倒的に登りやすくなるので早い段階からぜひとも使ってみてくださいね。

クライミングシューズ

ここ数年の世界的な物価高騰で、悲しいかなクライミングシューズもどんどん高価になり、エントリーモデルでも1万5千円以上する高級品になってしまいました。それでも、クライミングを続けていく上で上達には必須です。

レンタルモデルのシューズは幅広で、「誰でも履きやすい」ということが重視された形状。また長持ちするように少し硬めのラバーが使ってあります。そのため、初級課題を登るのにはそれほど問題ありませんが、難易度が上がるにつれ限界があります。
形状の面でも素材の面でも滑りやすく登りにくくなり、それが上達速度をも妨げてしまいます。
もちろんレンタルのまま続けても構わないけれど、できれば購入を強くお勧めするのはそんな理由からです。

「未経験で前情報無しで買わないほうがいい」というのは、クライミングシューズは「壁を登ること」に特化した特殊なシューズで、サイズ感も履き感もかなり特殊なものだから。
履いたことも見たことも無い状態なら、自己判断で買うのはとても難しいです。できれば専門のショップで、スタッフの人のアドバイスをもらいながら実際に履いて選ぶことをおすすめします。

でも、近くには売っているところが無いことも。そんな時はやっぱりネットで買うことになってしまうのですが、クライミング用品専門のショップで相談できるところで、さらにサイズ交換に応じてくれるところだとさらに安心です。
ネットでは模倣品やそもそもクライミングシューズじゃないのに「クライミングシューズ」と書かれた物も数多く販売されていて、始めたばかりの方やシューズに詳しくない方では見分けのつかないこともあります。
くれぐれも気を付けて。買う前にジムスタッフなどに画像を見てもらうなど、できるだけ相談してください。

服装

服装は、腕や脚を上下左右に大きく動かしたり拡げたりできホールドに引っかからない形状なら、だいたいなんでもOK。
決まったウェアは特に無いです。

下記には気を付けてください。

  • 裾が広いパンツなど(ワイドパンツ・サルエル・ガウチョなど)
    →ホールドに引っかかったり、足を捌く時に脚同士が干渉して危険
  • 女性は高所に上がった時に下から中が見えないように
  • 破れやすい素材・伸びない素材(シフォン・ストレッチの無いコットンなど)
  • 粉汚れ(チョーク)が付いてもOKなもので

そして、そもそもスカートやワンピースでは登れません。高い所に登るしね。
でも、意外にスカートやワンピースでジムに登りに来ちゃう人もいるんですよね…なぜ?
さすがに無理です、登れないですよ~!

まとめ:道具がなくても大丈夫。まずは一歩踏み出してみよう!

まずはレンタルを活用して、「続けられそう!」と思えるまでレンタル使い続ければいいです。
何よりも、まず一回!ジムに行ってみよう!

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yamco

ボルダリング未経験・中年主婦から、まさかのジムスタッフに。
そんな私が、初めての方だからこそ感じる不安や疑問、そんな「いろんなハードル」に寄り添える記事を書いていきます。

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