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ボルダリングジムに1人で行っても大丈夫?ぼっちでも浮かない?

登る人の属性あれこれ タイプあれこれ:年齢・性別・体格など
  • きっと皆さんグループで楽しんでるよね…
  • 初心者が1人で行ったら浮いちゃうんじゃないかな?
  • ひとりで黙々と登るのって変なのかな?
  • 団体スポーツや人とワイワイするのが苦手なんだけど、やれる?

ボルダリングジムに1人で行くのって、誰でも少しドキドキしますよね。
特に初めてだと様子も分からず、不安だらけだと思います。
スポーツって何人かで楽しむことが多いのに、ボルダリングジムに初心者が1人で行くってアリなのかナシなのか…それすら分からないですもんね。

ボルダリングは、完全に1人で完結できる、1人で楽しめるスポーツです。
なので、1人で浮くなんていうことは全然ありません!心配しないで!

ジムのスタッフとして日々多くの“おひとり初心者さん”をお迎えしている立場から、実際の様子や安心ポイントをお伝えします!

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もくじ

結論:1人は、むしろ普通のことです!

本当に心配はご無用です!
“おひとりさま状態“は浮くどころか、普通だし、むしろ圧倒的に多数派。
それぞれみんな自分のペースで楽しんでいて、他の人がひとりかグループかなんて特別に誰も気にしません。それが初心者の方であっても同じこと。
実はボルダリング初体験の方も、1人で来られる方のほうが多いんですよ。

何人かで一緒に「セッション」して楽しんでいる方もあれば、マイペースに黙々と自分の課題を登っている方も多数。
それがボルダリングジムの日常風景です。
初心者でおひとりで登りに来られる方、どこのジムでも大歓迎。

それに、実は1人でジムに来られる方って、グループで来られる方より確実に継続率が高いんです。
最初は何人かのグループで来られても、そのうち1人になる…という方が圧倒的多数。

ボルダリングは1人で楽しめるスポーツなこともあり、中にはアドバイスしてほしくない人、話しかけてほしくない人も少なくありません。なのでジムスタッフも最初は様子を見ながら、敢えて話しかけないこともあります。
“常連さんには話しかけるのに初心者だから無視している”という意味では無いことをぜひ知ってください。
わからないことや不安なことは、遠慮なくジムスタッフにどんどん聞いてくださいね。そしたら「この人は話しかけても大丈夫な人なんだな」とスタッフのほうも認識します。

1人でも複数でも自分の好きな楽しみ方が選べ、自分のペースで取り組めるボルダリングは、「ひとりで通うのにぴったりのスポーツ」。団体スポーツが苦手な方や、大人数でワイワイするのが苦手な人にもおすすめです!

ただ、1人ボルダリングのデメリットっぽい部分も少しだけあるので、メリット・デメリットどちらも知っておくと安心して楽しめますよ。

1人ボルダリングのメリット①:自分のペースで楽しめる

ボルダリングは、コンペ出場でもしない限り、誰かと対戦するスポーツではありません。
ジムには難易度によりたくさんの課題(ルート)があり、自分のペースで少しずつ課題の攻略をしていきます。
誰かと攻略スピードを競うものではなく、昨日の自分より成長することを目指します。

また、みんなそれぞれ身長も違えば柔軟性や筋力なども千差万別。
違う特性を持った身体で登ることから、その課題(ルート)の「自分自身にとっての攻略法を見つけ出す」のであって、正解の登り方で登れることを目指すスポーツでもありません。

ただし、他の人の上達スピードを気にする必要は無いとはいえ、どうしても他の人と自分とを比べてしまうのが人間の性。
1人で行くことで、友だちとの上達スピードの差などを気にせず自分のペースを作りやすいのは、“1人”の大きなメリットです。

1人ボルダリングのメリット②:スケジュール調整がラク

1人だと友だちや仲間と予定を合わせる必要がなく、登る時間も自分次第。
自分が行きたいなぁと思った時にジムさえ開いていれば、いつでも行けます。
気楽で良き!
自分の体調や気分に合わせて空いた時間に好きなタイミングで行けるのは、“継続”という部分でもメリット大です。

1人ボルダリングのメリット③:他の人とのコミュニケーションも生まれやすい

ボルダリングジムでは、知らない者同士でもアドバイスや応援し合ったりする文化があります。
そんな中、実は、グループで楽しんでいる方より1人で来ている方のほうに声をかけやすかったりします。
それは、「グループで楽しんでるのに、邪魔しちゃうよな…」という意識が働くから。

声をかけられて、「やめて~私のことは見なくていいから~、ほっといてくれていいから~」という気持ちも、私自身とてもよく分かります。
が、後ろからの応援という軽いプレッシャーの中で思わず課題が登れちゃったりすることがあるのも事実。
慣れないと恥ずかしい感じがするかもしれませんが、ぜひ応援は素直に受け取ってみてください。自分の思う以上の力が発揮できることがありますよ!
そして、それが高じて「セッション(複数人で同じ課題に挑戦する)」に発展することもあります。もちろん1人で登りたいならセッションに加わらなければいいだけです。

それと、一緒に登らなくても、ただその場で誰かと経験を共有する…例えば「いやーあれ難しいですよね~」とか「あそこまではすんなりできたんですけどねぇ」程度のコミュニケーションも、モチベーションを保つ方法のひとつです。
上達にも繋がりますので、もし嫌じゃなければ、他の人との間に生まれたコミュニケーションも大切にしてみてください。

もちろん、まだ自分で考えたい段階なら、誰かがアドバイスしてこようとしても「もう少しだけ自分で考えてみたいです」とちゃんと伝えるのも、とても大事なことですよ!

1人ボルダリングのメリット④:もちろん「1人で黙々」も全然アリ!

もちろん、完全に1人で黙々派の方も多いです。

しっかり課題を見て、頭の中でいろいろ想像・想定して、課題に向かっていく。
自分の身体の声を聴いてただ自分の世界に没頭する。それの繰り返し。
それができるのは、本当にボルダリングの最大の魅力。誰かに教えてもらうのではなく、自分の力で解決できた時の気持ち良さと言ったら!

ただ、どうにもこうにも解決できない時は、分からないことを分からないままにするよりも、ぜひスタッフや周りの人に尋ねてみてくださいね。自分の力で頑張った上で誰かにアドバイスをもらったりすることも、上達のひとつの手段です。

1人ボルダリングのデメリット

ぜひ一人でも気軽にボルダリングを楽しんでほしいですが、少しだけ気をつけたいポイントもあります。
「誰にも気を使わずに登れる」のは魅力ですが、その反面、ちょっとした不安やモチベーションの波に自分で向き合う必要がある場面も。
ちょっとした意識の持ち方や工夫で十分カバーできることばかりなので、事前に知っておくと安心ですよ。

  • 不安やわからないことを自分で解決しにくい
    初心者のうちは特に、わからないことがあっても誰かにすぐ聞きづらいなと思ってしまうこともあります。ジムスタッフはいつでもサポートするので、ぜひ遠慮なく声をかけてくださいね!
  • モチベーションの維持が難しい時もある
    誰かと「体験の共有」をするのってモチベーションに繋がります。仲間と一緒だと励ましあったりアドバイスしあったりと体験の共有ができますが、1人だと、自分でモチベーションを保つ工夫や、より強い気持ちが必要です。

ジムスタッフとしても、1人で来られる方が楽しんで登ってくださるように見守っています。
分からないことはぜひなんでも聞いてみてくださいね。

「1人で行くのって変じゃない?」その不安、もう手放してOKです!

最初は誰でもちょっとドキドキする「1人ボルダリング」。でも、初心者の方を含めておひとりで来られる方がとても多いのが実際です。
ジムにとって、「1人ですけど、初めて来ました!」という方は本当に大歓迎です。不安な気持ちごと、ぜひジムに持ってきてください。
あなたにとってなんでも聞きやすい、雰囲気の良いジムが見つかりますように!

\ボルダリングジムもたくさん載ってます!/

yamco

クライミング未経験・高所恐怖症・運動不足の主婦が、まさかのジムスタッフになり数年経ちました。
もともと無知だった私だからこそ分かる初心者の方の不安や疑問について、ジムスタッフとしての視点も交え、お伝えできればと思います。どなたかの参考になれば幸いです。

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