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クライミングシューズ、使った後どうしたらいい?初心者向けお手入れ&保管ガイド

ボルダリングを始めたばかりの方へ ボルダリングを始めたばかりの方へ
  • 使った後のシューズは何か手入れをしたほうがいいかな?
  • 次使うまでの保管はどうしたらいい?
  • 汗かきそうだけど、洗ってもいいの?
  • どれくらいで買い替えするもの?

自分のクライミングシューズを手に入れると、気になってくるのが「お手入れ」のこと。
ジムでも、クライミングシューズを買ってくださった方にはそのあたりのこともお話しするようにしています。

クライミングシューズはラバーが命。とはいえ、特に難しいことをする必要はありません。
この記事では、最低限のお手入れ&保管方法をわかりやすくお伝えします!


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もくじ

クライミングシューズ、お手入れって必要?

クライミングシューズは、ソール(靴底)のラバー(ゴム)のフリクション(摩擦)が大切です。
使った後に特別な手入れをする必要はありませんが、いくつか気を付けるポイントがあります。
難しいことは全然ありませんので、ぜひ続きを読んでみてくださいね。

使用後にすること

とりあえず「密閉しないこと」をすればひとまず大丈夫!

汗をかいたシューズは、すぐビニール袋など通気性の悪いものに入れないほうがいいです。臭くなってしまいますし、ゴム製品は水分が劣化を早める原因に。革を使ったシューズなら革が硬くなってしまうことにも繋がります。

使い終わったら、メッシュ素材のシューズケースなど通気性の良いものに入れましょう。バッグなどには入れずに、かかとのループにカラビナなどを掛けて保管・持ち運ぶ方もいます。

ちなみに、皆さん気になる『臭い問題』については別記事で書きますね。

▼これ、おすすめです。Sサイズだとシューズ単体、Mサイズだとクライミング用品をまとめて入れるのにちょうど良き。Mサイズの中にSサイズを入れることもできます。外岩に行く人は、マットの中にも挟めます。

次使う時まで保管はどうしたらいい?

ゴムは湿気に弱く劣化を早めてしまいますので、上記のまま「通気性の良い状態」で保管してください。

あと気を付けるのは「温度」。
車で移動される方だとそのまま車の中で保管される方もあると思いますが、真夏だと車内温度は50℃や60℃にもなってしまいます。その中に置いたままにするのは絶対NG!冬にファンヒーターの前にうっかり置きっぱなしにしてしまう、などにも気を付けて。
ゴムの劣化やソールの剥がれに繋がります。
乾燥させることは大事ですが、熱風を使って…例えばドライヤーや靴乾燥機の熱風で毎回乾かすことなどもゴムに熱を加えることになってしまいますので、よくありません。乾かすのには、市販の靴用乾燥材などを使うといいと思います。

ちなみに私は樹木(ヒノキ)からできた乾燥剤を、臭い対策も兼ねて使っています。

汚れたら洗ってもいいの?

クライミングシューズは裸足で履く人もありますし、靴下を履いていたとしてもどうしても汗をかきます。また一度使うとチョーク汚れも付きます。
シューズを買ったばかりのジムのお客さんにも「この汚れ、どうしたらいいですか?」とよく聞かれますが、ラバーの保護のために水につけて洗うのはNGです。(バッシュとかもそうですよね)

チョーク汚れも別にそのままにしている人が大半ですが、どうしても気になる方は、乾いた布やタオルで拭く程度で大丈夫。
臭いについては、新品のうちから「臭くならないようにする」対策を頑張るといいかなと思います。
それについては別の記事で。

そうそう!
ラバーを保護したいがあまりに、市販の保護クリームなどを塗るのはNGです!滑るようになってしまっては本末転倒。
使うならクライミングシューズ専用のもので。

どんな状態になったら買い替えを考える?

ソール(靴裏)に穴が開いたりソールが剥がれてきたりしたら、完全に買い替え時期です。
また、シューズが壊れていなくても、シューズが緩く感じるほど拡がったことで買い替えを考える方もあります。

<シューズの修理「リソール」>
ちなみに、クライミングシューズは一部のモデルを除いて、ソール部分のラバーを貼り替える「リソール」という修理もできます。
履き慣れたシューズに穴が開いたりソールが剥がれてきたりしてるけど、できれば使い続けたいという方は、ぜひリソールして長く愛用してください。
注意点が一つ。シューズの匂い対策に「粉タイプ」のものを使うと、リソールができなくなることがあります。リソールをする可能性があるなら使わないほうが安心です。(臭い対策については別記事を参照してください)
普段通っているジムで「これってリソールできるんですかね?」って聞いてみるといいと思います。ジムによっては受付しているところもありますし、個人でリソール屋さんに出すこともできます。

ただし、リソール作業は手作業のため、長期間預ける必要があります。ここ数年、新品のシューズが値上げし高価になってしまったためリソールして長く使う人が増えているらしく、どこのリソール屋さんでもだいたい2か月程度は預けないといけないんじゃないかな。
その間に登るためのシューズが必要になりますので、そこの考慮が必要。もう一足買うか、レンタルシューズで頑張るか…
うちのジムで、レンタルシューズで頑張ってみた方も過去にありましたが、全然登れなかったらしく、「やっぱ無理だ…次にリソールに出すときには、それ用に買います…」って言われてました笑

ちなみにリソール屋さんは「クライミングシューズ リソール」で調べられます。

難しい手入れは必要なし。ポイントをおさえて良い状態を保とう

シューズは、通気性のいい状態を保つなど、簡単なことにだけ注意すれば大丈夫。
ボルダリングを楽しむ中での一番の相棒、ぜひ大切に使ってください。

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