
- ジムによって違いってあるの?
- 自分に合うジムってどうやって探したらいいの?
ひとくちにボルダリングジムといっても、難易度や対象年齢などはジムにより違います。ボルダリング(クライミング)への考え方もジムにより、オーナーにより、スタッフにより、千差万別。
「初心者お断り」なんていうジムは聞いたことありませんので本当に心配ご無用ですが、なんか難易度高すぎるなあ…と感じてしまうジムはあるかもしれません。
(でも、ジム側からすると、登れるとか登れないとか関係なく、楽しんでくださったら全然嬉しいんですよ!)
どんなふうに違いがあるか、分かる範囲で書いてみますね。ご自分に合うジム探しのご参考になれば幸いです。
もくじ
ボルダリングジム選びのポイント
ボルダリングジムを選ぶポイントはいろいろあります。
- 場所
- 営業形態
- 対象年齢
- 難易度
などなど。
それぞれについてもう少し深掘りしてみますね。
場所
ボルダリングは単発でやるより継続して上達するものですので、場所的に通いやすいかどうかはとても重要なポイントです。
自宅から近いほうが良いのか職場から便利なほうが良いのか。
駅近なのか、車で通うのに駐車場があるのか。
地方だと選択肢があまり無い地域も多いかもしれませんが、都市部はジムの数も多く選択肢もたくさん。
下記の点も加味しながら、「通いやすい場所」というのも大きなポイントとして考えてみてください。
営業形態
- 《営業時間》
午後から夜までオープンしているというのが一番多いパターンですが、中には朝から開いているところもあります。夜も21時ごろで閉まるところ、深夜までやっているところといろいろですので、自分の生活パターンに組み込みやすいジムを選びましょう。お子さんだと利用時間に制限のあるジムが多いと思います。事前にホームページなどで調べてみてください。 - 《他施設併設の有無》
スポーツクラブに併設されていたりスポーツ用品店に併設されていたり、中にはネットカフェに併設されているところなんかもあります。これらの施設に併設されているところは比較的難易度が易しめに設定されていて、誰でも挑戦しやすくなっていることも多いです。ただ上達してくると物足りなくなってしまう、なんていうことも出てくるかもしれません。 - 《スクールなどコーチング事業の有無》
お子さん向け、初心者向けなどのスクールやコーチングをやっているジムとやっていないジムとあります。コーチング無しで続けている人が大半ですが、コーチングが受けたいという希望があれば対応しているジムを探してみてください。
他にも、例えばボルダリングだけでなくリードのできる設備もあるジム、クライミング用品の売ってあるジム売ってないジムなど、いろいろ違いがあります。
対象年齢
特にお子さんがご利用になる時は、事前にいろいろ調べたほうが安心です。
- 年齢下限無し
- 小学生から
- 中学生から
などジムによって利用可能年齢が違い、子ども用エリアや子ども用課題、専用壁の有無もそれぞれ。
対象年齢内だとしても利用時間や初回利用の条件などが指定されているジムが大半だと思いますので、事前に調べてみてください。
逆に、年齢上限はどのジムも特にないと思います。60代や70代の方で登る方も少なからずあります。
ちなみに、年齢ついでに性別のところを付け加えると、どこのジムも圧倒的に男性の割合が高いので、ぜひ女性にも続けてほしいということでレディースデーを設けているジムも多いです。
でも、レディースデーを設けていないジムも、「女性の方も続けてほしいな…」と思っていますよ。
難易度
ジムにより課題の傾向や難易度は本当に千差万別。そのジムの中心層によっても変わってきますし、オーナーの考え方によっても違います。
日本のジムでは、「○級」「○段」という表記でそのジム内での課題の難易度を表すことがほとんどです。
ジムの難易度のレベル感についてはまた別ページで書きたいなと思っていますが、この「級」は全国共通のものではなく、同じ級でもジムによって難易度が違うのが当たり前。つまり同じ「5級」と書いてあっても、易しく感じるジムと難しく感じるジムがあるということです。
初心者の方も、最初から難易度の高めのジムで頑張りたいという人もいれば、難易度の易しめの課題が充実しているジムで少しずつ頑張りたいという人もいるでしょう。
都会のように選択肢のある環境の方なら、この「ジムの難易度」も選択要因の一つとして考慮に入れてもいいんじゃないかなと思います。
いろんなジムに行ってみよう!
ボルダリングジムは、1か所だけに決めて通い続けなければならないということはありません。
誰しもホームジムは自然とできてくるとは思いますが、ボルダリング(クライミング)文化として、ホーム以外にもいろいろなジムに行って楽しむ文化があります。
例えばAジムのスタッフに「昨日Bジムに行ってきたよ!」なんて話しても、気まずいなんてことはまったくありません。
県外などの遠方のジムに行ってみる「ジム遠征」という文化もあります。
それはジムによって課題の難易度や傾向にそれぞれ個性があり、違うジムに行くことでまた違う楽しさが広がるから。
ぜひいろいろなジムに行ってみてください。自分に合うところがきっと見つかると思いますし、ボルダリングの世界自体もどんどん拡がりますよ!
下記のサイト「アソビュー」では、「ボルダリング」で検索すればいろいろ出てきます。ここに登録されている施設はアミューズメント施設やアスレチック施設から専用ジムまで幅広く、例えばボルダリング専用ジムも初心者の方大歓迎!なところばかりのはずです。
ぜひ調べてみてください。
楽しい時間を!
\ボルダリングジムもたくさん載ってます!/