- 初心者、迷惑って思われない？
- どういうことに気を付けたらいい？
ジムで受付をしていると、いろいろご質問をいただきます。
実際によく聞かれることについて、少しずつ書いていきますね。
ジムで質問する勇気が出ず家で迷っているたくさんの方にも届きますように…！
もくじ
初心者の存在はジムの中で迷惑になることがありますか？
本当に心配されている方の多いこの質問。お気持ち、とってもよく分かります。
答えはもちろん「NO！初心者というだけで迷惑なんて一切かかりませんよ！」です。
ただし、ルールやマナーを守れる人なら、です。
詳しく書いていきましょう。
そもそも迷惑と感じられるのってどんなこと？
「迷惑かけちゃうかも」と心配する人は多いですが、では具体的に迷惑とは？となるとフワッとしている人も多いと思います。
これはもうズバリ、下記に書いたような「安全ルールやマナーが守れないこと」です！
初心者の方だとまだルールやマナーへの理解が少なくて、結果として比較的周りに影響してしまうということも少なくはないので、スタッフとしても最初はよく注意して様子を見ます。危ないなと思ったら理解を促すために声をかけることもあります。
でも、声掛けすれば初心者やお子さんでもきちんとルールやマナーが守れる人が大半ですし、逆に経験の長い人でも周りの見えていない人はあります。経験の長短や年齢が問題なのでは全くありません。
もしスタッフなどから注意を受けた場合は、登っている人の下を歩いたりマットに座ったりなどその場の安全を脅かす恐れのある行為があったかもしれないと振り返ってみてください。多分注意を受けるだけの理由があります。
もしかしたら心配される方の中には、「よく分からないけど、初心者がモタモタするなよ！みたいなことが何かしらあるかもしれない」と思ってる方もあるかな？ボルダリングの特性的に、そういう場面は全くないです。そこはご心配なく。
子どもの利用はどう？
これも、同じです。「ルールやマナーを守る」ができれば全然迷惑なんてかかりません。
ただ、小さなお子さんはそもそもルールやマナーの理解自体がなかなか難しいので、それを守ることが難しいです。集中したり気分が乗ってくると余計に周りが見えなくなってきてしまいます。
だからこそ保護者の方の力が必要なのです。どこのジムでも保護者の付添が必要なのはこれが一番大きな理由です。
衝動的に走り出す子なども多いので、スタッフのほうもお子さんにケガをさせたり事故が起こったりしないよう、しっかり目を配ります。下部にいたほうが注意すれば起こらない事故ですので、身体が小さい子どもでも落ちてきた人の下にいたなら、たとえダメージが大きかったとしても過失割合は高くなります。
危ない場面があれば強めに注意もします。お子さん自身にはもちろん、保護者の方にも理解してもらうために。
「子どものやることなんだから、ちょっとくらい」は通らない場所、車の走っている道路と同じです。たとえ車が走っていなくても交通ルールは守るのと同じで、人が少なくても守ってください。「今日は人いないしいっか！」ではなくジムはこういうところだと癖付けすることが大事だと思います。
保護者の方が周りの状況をしっかり見てくださることが、周りの方の、何よりお子さん自身の危険回避に繋がり、ジム全体に安全で楽しい空気が拡がります。
ルールやマナーをきちんと守って楽しく登るお子さんは、周りのクライマーさんにもとても応援してもらえますよ！
「初心者だから迷惑」はあり得ません 安心して楽しんでください！
何度も書きますが、「安全上のルールやマナーを理解し、守って、ジムを利用する」
これができれば何も迷惑なことなんてありません。
ボルダリングジムには新しくボルダリングを始めてくれる人を増やしていく、そしてボルダリングが好きで続けていくクライマーを世に生み出していくという使命もあります。
そもそもね、下世話な話をすると、公的施設じゃない限りジムは経営し続けていかないといけないんです。常連さんだけを相手にして長年経営が成り立っていくなんて、ちょっとあり得ない話です。
ただどうしても、ジムの規模的に全方向の多くの人を受け入れられるキャパがなく、結果として初心者の方にとっては少し課題(ルート)が難しかったり年齢制限があったりということはあります。でもそれが初心者の方に来てほしくないっていうこととイコールではではまったく無いです。
ちなみに下記サイトにはボルダリングジムも多く登録してありますが、初めての方も入りやすいジムが多いと思います。
ぜひ思い切って一歩を踏み出してみてください。どこのジムも、皆さんをお待ちしています。
＼「ボルダリング」で検索してみて！／
